ダーツとは何か?
ダーツ(Darts)とは、
3本の矢(ダーツ)をダーツボードといわれる的に投げるスポーツ*1です。
ゲームの種類は非常に豊富で、ダーツボードの真ん中を狙うような単調なゲームから、エレクトリカルダーツボードを利用した複雑なゲームもあります。ゲームルールによっては非常に頭を使います。トランプのように遊び方は無限大に広がると考えてもらってかまいません。ただし、トランプとは違い、
ほとんどのゲームに共通しているのは、ダーツは一人が3本の矢(ダーツ)を目的のターゲットに3投するまで次の人に交代しないということです。*2
ダーツの面白さは、狙った場所にダーツを入れることですが、この狙った場所にコントーロールしていれる技術面と、入れなければならないと思うプレッシャーに負けない精神面も必要不可欠です。上達していくにしたがって、次第に狙ったところ(の近く)にダーツを投げれるようになり、プレッシャーをはねのけて勝負に勝った時の爽快感がたまらなく、ダーツにどっぷりのめり込む人も多いです。
イギリスで発祥したダーツは、年齢性別に関係なく誰でも楽しめこともあり、
現在では全世界で1億人以上の人々に楽しまれるまでになりました。日本でも、ダーツをおいているお店も少なくありません。是非これを機にダーツスポットに足を運んでみませんか?ダーツボードとダーツがあれば気軽に自宅でも楽しめます。
負けず嫌いの方ならきっとダーツのとりこになるでしょう。
*1・・・海外ではパブ、日本でもダーツバーを中心に広まったため、飲酒やタバコと関係が深いためスポーツとして認識されづらい。アーチェリー、ライフルなどのターゲットスポーツと同様にもっと広くスポーツとして認識されていくことを願う。
*2・・・3本の矢(ダーツ)を投げることを1スローといい、ほとんどのゲーム(01、クリケット、カウントアップ、ハーフイットなど)では、ゲーム終了時以外1スローするまでスローイングラインを超えてダーツを取りに行かない。(3回投げるまで交替しない)
ダーツの種類・相違点
ダーツは、『矢先の材質』及び『ボードの種類』により大きく二つに分けられる。 矢先(ポイント)が”金属製”の『
ハードダーツ』と”プラスチック(樹脂)製”『
ソフトダーツ』に分けられる。
『ハードダーツ』は、もともと古くからあったダーツで、”
ブリッスルダートボード”*3といわれるサイザル麻の繊維を圧縮したダーツボードを使用する。『ソフトダーツ』は、アメリカでハードダーツを改良、発展し、ソフトダーツ専用のダーツボードを使用する。
*3・・・材質はほとんどがブリッスルダートボードが一般的で、一見コルクのように見えるがサイザル麻の繊維を圧縮したものである(猪などの剛毛を使用したものもある)。不規則な番号の配列は1896年、ブライアンガムリンにより提案され現在に至る
ハードダーツ・ソフトダーツ比較表
ダーツが現在に至るまでの経緯と現状(ダーツの歴史)
ダーツの起源は、5~6世紀にさかのぼり、”
吹き矢”や”
短刀又は槍の矢先投げ”が発展しダーツになったと考えられているが定かではない。もっと明確に歴史に登場するのは、
14世紀のブリテン島で、英国は百年戦争(1337~1453年)の最中で、戦時中の兵士同士の退屈しのぎの娯楽として、
葡萄酒の樽に向かって弓の矢を投げて遊んでいたといわれています。15世紀に入るとブリテン島の各地域でそれぞれ独自の発展を遂げた。19世紀末期になると、
パブを中心にイギリス人の間に広く深く普及浸透していったが、独自に発展したダーツは地域や店によってルールやダーツボードの配列や形状が違うなど問題がでてきた。これまで地域や店ごとに異なっていたダーツボードの数値配置を、
1896年ブライアン・ガムリンの提案により現在の数値配列の原型*3ともなるものが出来上がった。さらには、今までは葡萄酒樽や丸太の輪切り、平板を使用していたが、1932年nodor社がサイザイル麻を圧縮したブリッスルボードを開発し、現在で最も流通しているハードダーツボードの材質となった。『World
Darts Federation(W.D.F.)*4』が設立され、ルールの統一ほぼこの時にまとまった。特にスローラインまでの距離を“7フィート9 1/4インチ(約2.37M)”を国際的なスタンダードと設立後数年で定めた。
1980年代になり、ダーツは
アメリカで矢先がプラスチック製のダーツ(ソフトチップダーツ)で、エレクトロニックダーツマシーンを的にした
ソフトダーツが生まれた。以前からあるハードダーツに比べ、金銭を支払うことにためらいはあったもののアーケードゲームの感覚で遊べたり、ソフトダーツは機械が点数を計算し、ルールにおいてもハードダーツに比べ簡単なもの*5になり、初心者の方にも気軽に遊ぶことができるようになった。そして日本にも1990年代になってアメリカから輸入されバーを中心にエレクトリカルダーツマシーンが設置され始めた。
2008年現在、日本では、自動的に自己の成績を記録できる『
DARTSLIVE』や『
BAR-NET』、
オンライン対戦ができる『PHOENIX』などのエレクトロニックダーツマシーン(システム)が主流となっており、バーやアミューズメント施設(ボウリング場、ゲームセンター)*6などにも設置されている。自宅でもハードダーツ用のボードばかりでなく、TVやパソコンにつないで使用する業務用ダーツマシン同様の機能を持つエレクトロニックダーツボードも販売されており、ダーツボードを設置する人も多くなってきている。
JDAの公認プロリーグ”PERFECT”*7も2007年から開催されており、日本でもダーツ人気が高くなってきていると伺える。メディアでも、本格的ダーツ映画『HAPPYダーツ』が2008年秋全国ロードショーの予定されるなど、今後さらに人気が高くなると考えられる。
2009年6月には
PDJが設立され、PDCトーナメントに出場できるようにもなった。
*4・・・世界ダーツ連盟 World Darts Federation (W.D.F) 1976年にロンドンに設立された。1977年、日本ダーツ協会が連盟に加盟しました。しかしながら、いくつかの問題があり除名処分。その後日本スポーツ・ダーツ協会(J.S.D.A)が加盟した。なお、W.D.F自体も1993年British
Darts Organization(B.D.O)の分裂により14名のトッププレイヤーが脱退した。
*5・・・ソフトダーツはハードダーツに比べて、ダーツボードやトリプル、ダブル、ブルの大きさが大きく、(初心者がゲーム行なう)ゲームのルールにおいてもダブルイン&ダブルアウトを必要とせず、ブルもセパレートブルではない。
*6・・・エレクトロニックダーツマシーンは、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)の適用を受けるようにもなってしまいました。
*7・・・JDA公認プロリーグ”PERFECT”が開催されることは好ましいことだが、2007年度ランキング1位で11戦中7回の優勝を勝ち取った星野光正選手は700万円を超える賞金を獲得したが、他の選手はこれに遠く及ばずこれらの大会の賞金だけで生計を立てるのは難しい状況である。
参考:
英国流ダーツの本
ウィキペディア (Wikipedia) :ダーツ
Wikipedia:Darts
ダーツ
歴史
種類
ソフトダーツ
ハードダーツ
比較表
相違点
主流
業務用
ルール
賞金
協会
プロ
トーナメント